戦隊ヒロイン列伝の方向性

 どうも方向性を誤っているような気がしてならぬ。
 これではまるで、私が作中でのジェンダーの描かれ方だけに興味を持って戦隊シリーズを見ているみたいではないか。これではフェミニズム批評がやってることとあまり変わらない。
 たとえば立花レイについては問題点ばっかり書いてしまったが、これは、レイが魅力的なキャラクターであることは自明の前提だと思ったからこういう書き方をしたのだ。ところが、これを読んで今の若い戦隊ファンが、昔のヒロインは問題点が多かったのだなあ、なんて思ったらどうしよう。
 立花レイがどんなふうに魅力的であったか、それが今の若い戦隊ファンにも伝わるような文章を書けと言われたら、まあ、私は書ける。だけどそういうのってレイのファンがやるべきことなんじゃないのか。なんでやらないのか。まとまりのない感想文をダラダラとあげてるブログはいっぱいあるけど。まあその程度のファンしか生み出せなかったということなんだろうが。
 私自身はレイは魅力的なヒロインであるとは思うが、特に思い入れはない。レイの魅力について書くのはレイのファンにまかせておいて、私はジェンダー論に特化したサイトにしていけばいいやと思って始めたことだ。しかし実際そういうことやってるレイファンなんぞ一人もおらんという状況では、こっちとしても考え直さなくてはならん。

 あ、あとイラストについては無茶苦茶手抜きしたことは認めます。すみません。

戦隊ヒロイン列伝
立花レイ論

Comments

Post a Comment








Track back URL

http://eno.blog.bai.ne.jp/trackback/174424

Trackbacks

Go to top of page