大川めぐみファンなんて本当にいるのか?

 先日ヤフオクで『週刊少年サンデー』84年1月5日増刊号を落札したのだが……。
 なんで入札者が私以外に1人もいないんだよ!!
 おかげで安く手に入りはしたものの、これって、大川めぐみファンであれば何が何でも手に入れようとしなければならない号ではないのか!?
 などと憤慨してたのだが、まあ冷静に考えれば、もう四半世紀も前の話になるんだよなあ。当時「いつまでもファンです」とか「一生忘れない」とか心に誓った連中が、25年の歳月を経ていまだにその思いを持ち続けているとすれば、そっちのほうが異常なのかもしれない。
 うーむ、納得。

Comments

いますいます!
私は男ですが、ゴーグルピンク(お名前で呼ぶよりコッチのほうが馴染みがある・・・)の大ファンでした! 私にとって、ミス・アメリカ2代目〜ダイナピンクまでは、文字どおり「絶対的存在」・・・、ストレートに言や、「惚れて」たんですよ、やはり憧れのキレイなお姉さんでした。

評書の類では、そろって「ミキは華奢だった」と書かれていますが、幼かりし私は全然そんな印象は覚えませんでした。あのシリーズのお姉さんは「(男戦士よりw)しっかりしてて頼りになりそう」な人たちに思えました。まさにそんな感じだったんですよね、特にゴーグルピンクは(ダイナマンまでの女戦士では)一番若く見えましたし。まさしく「こんなお姉さんいないかなぁ」という理想形でした。恋慕、というよりは、憧憬、の情でしょう。

余計なことですが、女性戦士が2人になってからは、かえって印象が薄れてしまいました。記憶にあるのはチェンジマンのマーメイド&フェニックスぐらいですねぇ(^^*)。たぶんその頃はああいうタイプが好みだったんだと思います(爆)。ワタシ、ターボレンジャーで脱戦隊してしまったクチでして(要するに、放送時間変更ですよ!)、それ以降は見てないんですが、近年バトルフィーバーを見ちゃったりすると、往時の記憶が甦るようです。

シリーズが長大になりすぎると、再放送はされにくくなるわ、レンタルでも旧作は顧みられないわで、いろいろ困難も多く、同世代の人としか個別作品を語れないのがサビシイものです(この辺がウルトラと違いますね)。管理人さまのように、通史に詳しい方はまことに頼もしい限りです。今後もご精励くださりませ<(__)>

  • デンジロボ Mark2
  • 2008/05/15 12:57 AM

 どうも初めまして。
 実は私も「ファンは保護欲を駆り立てられた」と書かれてる特撮本が多いのを見て、そんなの駆り立てられたっけ?とずっと思ってましたので、同じ記憶の人がいるとは心強い。25年も昔の話だから、私も記憶があいまいなんですよ。
 しかしデンジロボ Mark2さんの、『ダイナマン』までは「女戦士」で、2人になってからは「女性戦士」と呼び分けるってのは、確かに何やら本質をついているような気がする。
 実は私も通史に詳しいわけではなくて、『デンジマン』とかはリアルで見てなくてにわか勉強して書いてる最中であって、だから桃井あきらなんかについても、ひょっとして見当違いのことを買いたりしてないかと不安に思ったりもします。(少し前までデンジマンのファンサイトもあって、そこで聞く予定だったんですが、閉鎖してしまったからなあ。)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~charlie/cts/head.htm
 あ、でも「本当にいるのか」と書いたのは、桃園ミキファンやゴーグルピンクファンのことではなくて、「大川めぐみファン」のことです。
 「大川めぐみファン」とか名乗っている連中って、本当に何考えてるのか私にとっては全然分からんのです。

ワタシの場合、大川めぐみファン、というよりは、ゴーグルピンク=桃園ミキのファンなんだと思います(当時子供だった層は大方そうでしょう)。

僕は男ですんで、正直な話、当時はヒロインはやや二次的な存在だと思って見ていまして、大葉健二さん・バルパンサー・春田純一さんのほうが「メイン」でした。ま、男戦士はマネできますし。実際、当時の我が家の土曜の夕食はカレーライスが多かった(爆笑)。
ですんで、これが戦隊のヒット要因ともなったと思うのですが、数的には、当時の大川さんのファンは女児が(圧倒的に?)多かったんじゃないかと思ってます。だって、女の子が戦隊ごっこやるにはピンクしかなかったし(笑)。僕ら男児が見て「憧れのお姉さん」だとしたら、女児には「ああなってみたい理想のお姉さん!」に思われていたんじゃないかと。

大川さんが、まぁ今見たら華奢に見えるとしても、当の子供からすれば「圧倒的に大人」だったわけです。子供には17〜18歳のお姉さんはスゴク大人に見えるもんです。子供って、1〜2歳の違いがスゴク大きく感じられるもんでしょ?
大川さん≒ミキは華奢、のイメージは、当時の悪ガキが大人になって再観覧して感じたことか、島本和彦さんwみたいな「いい年してガキ番組を見てた奇特な【大人】」の感慨としか思えないんですよね。

子供の時の自分の感慨を想い出しますと、華奢=弱そう、というよりは、雌豹のような、思っていた気がします。戦隊ヒロインは非常に運動神経が良さそうな感じで描かれますし、そうだなー、「水泳と新体操が得意で、空中一回転できるお姉さん!」みたいな刷り込みがありますね(笑)。OP映像で作られてるイメージ、非常に強いです。
これまたリアル当時の子じゃないと実感が湧かないと思うんですが、戦隊が終わった18:30にはタイムボカン・シリーズがやってましたから、あれのヒロインと重複する部分がありますね。アニメのヒロインはたいていスラーっとしてるから。それとタツノコ女性は特にsportifに描かれますしね。

子供は基本的に「素直に見てる」と言うか、わりと何も考えないでw見てるもんだと思います。特に戦隊ものは、自分自身本当に幼稚園児だったからこそ断言できますが、見てるのはガキでしたよ、当時はそんなに高く評価もされてなかった(としか思えない)し。遊園地でショーやってる番組、ぐらいの位置づけだったでしょう。
僕ら男児には「子供の欲しがりそうなオモチャ満載の番組!」って感じでした。やはり戦隊のメイン客層は子供なんだと思います。

  • デンジロボ Mark2
  • 2008/05/19 1:35 AM

 いや、実は私も『ゴーグルV』の放映当時は「いい年」だったんですよ。
 こんなひょろひょろの女の子が地球の平和を守るための戦士に選ばれるなんて、子供番組にしたっていくらなんでもリアリティがなさすぎであると、そういう判断をくだせるだけの年齢ではあったんです。ところがたまたまテレビを見て彼女にすっかり心を奪われ、戦士としてこれほど頼もしい人はいないだろうと思ってしまい、そしてその時に抱いた感情は、今DVDで見ても基本的に変わらないんですよね。(もちろんこっちも年をとった分、完全に同じではないのですが。)
 それは単にお前の当時の精神年齢が低かったからだ、と言われるかもしれない。しかし私は、桃園ミキというキャラクターにはやはり一種の「リアルさ」があったと考えています。それは、人間が描けているとか、作品が緻密な世界観を持っているとか、そういう近代的文芸理論とは相容れない、別種の何かとしか現時点では言いようがないのですけれども。
 それも、大川めぐみという女優がすばらしい演技を見せたことに理由の一つがあると思います。しかし、大川めぐみの演技を高く評価するということと、大川めぐみが好きだということは別でしょう。
 当時私と同じように感じた人も、しかし自分が子供番組の登場人物なんかに夢中になったという事実を認めたくないがために、自分は大川めぐみのファンである、桃園ミキのファンではない、と言い張っているだけなのではないか、とまあ私は疑っているんですけどね。
 かりに、デンジロボ Mark2さんがゴーグルピンクにめぐりあったのがもっと後で、子供番組なんか見ない年齢の時だったら、どうだったでしょうか? それでも彼女を好きになったかどうか?

もっと大人になってからゴーグルVを見ていたら…と想像するのは難しいですねぇ(^^;
僕は文字どおりリアルタイムだったんですよ。全部を年代どおりに見てますから(バトルフィーバー以降)。で、脱・子供番組する頃にちょ〜ど時間帯が変わったんで、あとは弟につきあって多少は…という感じでしたね。でも何だかんだでジュウレンジャーまではOP歌える(爆笑)。

だもんですから、もし中学以上になって…と想像すると、たぶん大川さんは、さとう玉緒や千葉麗子みたいな存在になったと思います(笑)。知識としては知ってても、視聴したこともなければ、ずっと後になって知って話題にする、と。

いえね〜、ほら? 戦隊ものって基本は幼少年期に見るもんじゃないですか? そうしますと、特撮のヒロインて、ものすごく印象に残るんですよ。だって普通のドラマなんか見ないから(見たって分からないし)、特撮お姉さんが「世界で最も美しい女性」として目に映るのね。特に戦隊は美人が多かったから。これがもう少し普通のドラマを見る年代になってしまうと、「相対化」されてしまうと思います。
また、当時は戦うヒロインなんてまだ珍しい頃ですから(その後のアニメはどーしょーもない方向へ行ってしまいましたが)、特撮お姉さんと言っても多くは「戦場の花」程度の存在だったので、戦隊ヒロインはよく印象に残ったというのもあると思います。

これは今も変わらないと思いますが、やっぱ中学以上…いや小学校高学年ともなってくると、「アニメや特撮を見るのは恥ずかしい」という風潮が一般的でしたから、中学生の僕が大川さんに熱狂する姿って想像しにくいんですよ(苦笑)。そういう男、そう公言できる男ってのはスゴイ少数派だと思います。アニメは見ても特撮は…というのが、僕ら世代でも偽らざる実態でした。

ですから、Wikipediaなどでの【通説】、
「ゴーグルVで中高生のファンが増えた…」
というのも非常に疑わしいと思ってて…、僕らの頃は本当にガキしか見てなかったんじゃないかなぁ…? 絶対数は少なかったと思いますよ?
また、同じくwikiの「戦隊ヒロイン」の記述も、僕はたいへん偏ってると思います。要約すれば、有能でない(無能ということ?)、主役級でない(主役じゃないのか?)、との旨。

ですから、「ゴーグルピンクのファンだったと言うのはさすがに恥ずかしい、大川めぐみファンと言っておこうw」と考えるオッサンwたちの思考経路はよく分かります。
それに…、萩原佐代子さんや叶和貴子さんはその後も多くの作品に出演されましたが、大川さんはゴーグルVしか女優をやっていない? …となると、実際にはゴーグルVでファンになっていても、「どの作品でファンになった?」と質問されたら答えにくかったんじゃないですかねぇ?
この辺、断定的なことは言えませんが、こんな推量もまんざら間違ってはいないと思います。

僕自身はってーと…、特に叶さんと萩原さんは、フツーに「昔…に出てたから」「×××だったじゃん!」と平然と言ってた気がするなぁ(爆笑)

  • デンジロボ Mark2
  • 2008/05/21 8:57 PM

僕がどんな風に戦隊ヒロインを捉えていたか?
「5人兄弟の中の【長女】」
というのが一番率直な当時の感慨に近いと思います。【一人娘】としてもいいでしょう。
これ、実際に兄弟がいる人でないと実感湧きにくいと思うのですが、男が何人もいる兄弟って、わりと互いにflatな関係って言いますか、「何か男どものウルサイ集まりw」みたいな感じになるんですよね。
で、そん中に女兄弟が1人だけいると、順番に関係なく(たとえ、末っ子であっても)、その子が【長女】みたいな雰囲気になっちゃうんですよね。僕は女兄弟いませんが、イトコの集まりになると、決まって年長の従姉がイトコ全員を取り仕切っていた、というかね、そんな感じでしたね。たいてい姉ちゃんが一番しっかりしてるもんでしょ。
これはGENDERではなくSEXUALITYに属する問題だと思います。

で、戦隊ものってのは、戦士全員が兄弟、あるいはクラブの仲間みたいに描かれてるので、ヒロインはまさしく上記【長女】的存在になる。このシリーズの特徴として、男戦士どもはわりと三枚目的に描かれるんで、赤戦士がもちろんリーダーなんですが、ヒロインはそのだらしない(だらしなくなりがちな…)男どもの中にいる、「扇の要」的な描かれ方が多かったような気がします。

だもんですから、近年見返して改めて昔の思いを新たにしたのですが、バトルフィーバーのミス・アメリカって、ダイアン・マーチンの初代より、汀マリアの2代目のほうが「僕の記憶に残ってる戦隊ヒロインのイメージに近い」(笑)
ダイアンだと、「BFの男どもがそのまんま女になっただけ…?」みたいに思えちゃうのね(苦笑)。ディスコで遊ぶ姉ちゃん、ですからねぇ。たまに才女ぶりを発揮して「おぉ?」みたいなシーンもあるのですが。

バイオマン以降のヒロインがダイナマンまでの「1人ヒロイン」より僕には印象希薄になったのは、そういう「長女的な位置づけ」にならなかったからだと、個人的には思います。女の子が5人のうち2人を占めると、もう「あ、これは男女混成の戦士集団なのね」という感慨にしかならなかったと言いますか…。
やっぱピンのほうが目立つ! というだけのことなんでしょうが(^^A
いえ、当時は何の疑問も反発もなく(男の子は反発したのもいたんじゃないかなぁ?)、あ、今回はヒロインが2人いるのね、としか思ってませんでしたし、同じように熱心に見てましたけどね。

…というわけで、2代目ミスアメリカ・デンジピンク・ゴーグルピンク・ダイナピンクが「僕にとって絶対的存在」というのもご納得いただけたかと(強引だなぁw)。
(サンバルカンの根本由美さんは入らない…主役じゃないとなぁw)

「戦隊のヒロインていうのは、メンバーで最もシッカリしてるように思えたんだよ」
ってのが正直な所ですね。
体形とか、どうでもよかったんです(苦笑)。だってまー、ガキですから、ゴーグルピンクの中身も大川さんだと信じきっていて(と言うか、女優であるとすら考えもしない…!)、
「ありゃー、超人的な運動神経なんだ」
と思ってるわけですよ。それが戦隊服を着てんだから、強ぇーに決まってんだろ! と。

これもあるかな?
ホントにねー、アニメ/特撮の最盛期の頃に生まれ育ってますから、変身前の姿がどんなにか細くても「科学の力で」武装しちゃえば無敵なんだ! みたいな思い込みも、ボクラ世代にはあったと思います。だってウルトラマンなんか、身長が20倍になるんですから(爆笑)。
そーゆーのを、何の抵抗もなく見ちゃってる世代ですから、変身前の体形なんか何の意味も持たない…というか…、むしろ運動神経が良さそうに描かれたことが大きな意味を持ったと思います(特にOP)。
やっぱ、ヤッターマン2号みたいに考えてたんじゃないかなぁ? 細身は敏捷を意味し、というか。子供にとっては「無敵のお姉さん」でしたよ。だって「ヒーロー」なんですから(^−^)

  • デンジロボ Mark2
  • 2008/05/21 9:00 PM

 デンジロボ Mark2さんがなかなか信じられないというのも無理のないことであって、当時「いい年して」ミキにぞっこんだった連中というのは、みんな口を閉じてましたから。中高生にもなって子供番組なんかに心を奪われたりしたことが人に知られたら、身の破滅だとみんな思ってたし、だから「俺はこの番組に出ている大川めぐみという女の子の顔がかわいいと思って見ているだけである」と必死に自分に言い聞かせてましたもん。
 人生経験が少なく、知識や判断力もとぼしい子供は大人に比べだましやすく、子供番組を作るのは大人向け番組より簡単だというのはある意味正しいでしょう。しかし、なまじ人生経験を積んだ分だけ先入観に目が曇り、美しい花を見ても素直に美しいと感じることができなくなるというケースもあるわけですよ。子供番組を作る方が困難な場合もあります。モンゴメリの『赤毛のアン』はライトノベルですけど、それを理由に大人向け小説より低級と評価する人はいません。
 初期の戦隊シリーズって5人の中で一番精神的にしっかりしているのって、たいてい女でしたね。
 『ゴーグルV』でも、誰かが弱音をはくようなことを言ったら、「でも、そこをなんとかしないと!」と言うのはたいていミキの役目だったし。そういう、強くて正しい心を持った女性に対して頼もしさを感じるというのは当然のことであって、別にそれは子供番組だからではなかったと思います。子供だから「無敵のお姉さん」のように感じたのではない、中高生にとってもやっぱり「無敵のお姉さん」だったのですよ。そして、あれから25年以上経った今になっても、依然として「無敵のお姉さん」なのです。
 そして、もうそろそろ認めてもいいんじゃないかと思うんですよね。
 桃園ミキが好きだった、ということに。
 やっぱり未だに認められない人がいるんでしょうか? 大川めぐみのことなんて何も知らないし、知るために何の行動もしないくせに、大川めぐみファンを名乗ってる人たちっていうのは。

もはやブログへのコメントという域を脱してしまうほど長くなっちゃいましたから(反省)、アドレスを付けておきます。(^^;

最近はバトルフィーバーにホントに「フィーバーしちゃって」るので(ルーツがサタデー・ナイトと知った時の驚きと言ったら!)、BFばっか見てるのですが(マリア目当てもあったりするかなぁ?w)、BFの男どもって揃いも揃ってギャグ要員ぽいんですよね。バトル・ジャパン=伝正男はややマジメに描かれてますが、それが「天然」ぽいようにも感じられ、フランスとケニアは完全なギャグ要員ですもんね。
あの戦隊シリーズ、基本的には陽性な戦士で構成されますから、男の役者はギャグでもやらないと「埋没」してしまう可能性も高いのだと思います。ま、和気藹々としとらんでギスギスしとったら…子供が嫌うと思う(笑)。

僕は斉藤美奈子さんの『紅一点論』は、「アンタ、作品をちゃんと見てないだろ?w」と一蹴してますが(特に『サイボーグ009』の003についての浅薄な見方は)、紅一点、という設定は実はヒロインにとって魅力的なんだと思います。何人かの男と一緒にいる独りのヒロインというのは、最も個性が出しやすいからです。
2人になると、もう2人のヒロインの個性が演出しにくくなるんでしょう。重複する部分も生じてしまうでしょうし。演出法論的な問題ですね。

あの頃は、小学6年生でも「戦隊が好き」とは公言しにくかったでしょうねぇ…。僕自身、小学校高学年のお兄さんの前では戦隊の話なんかしませんでしたから(いや、その、大人に見えること見えること!)。たいてい、年齢の近いガキどもが集まって先週の戦隊の話をしたり、時に女の子も交えて「登場ポーズ」をするといった感じで、戦隊は当時の子供の必須wordでした、文字どおり。

子供のヒーロー/ヒロインが理想的に見えるのは、子供のほうが大人より無敵の超人像を求めるからでしょう。で、無敵のヒーローが悩んでると感情移入して、泣きながら見る、と(笑)。石森さんとゴッドマーズはそれズバリなわけね(苦笑)。
僕は「ヒーローというのは、多かれ少なかれ、見る人の理想を具現化しているもので、子供のヒーローも大人向け作品のヒーローも、本質的な部分ではレベル的な差異はない」と断言してますが、大河ドラマの主役なんか、むしろ東映特撮ヒーローより安っぽいキャラになっちゃってないか(特に近年のは)とも思ったりします。
悪い意味で「時代に毒されている」というかな…。その点、特撮は一番マシだと思います。今、アニメにヒーローなんているのか? 僕らが幼かりし頃は万人に敬愛されるヒーローだらけだったと思うのだが?

人間とゆーのは、特に10代の頃なんか「無意味につっぱったり」するもんです。
「俺、もうガキ番組なんか見ねーよ!」
と男子が言えば、女子は
「アンタ、子供ね〜(冷笑)」
みたいな行動に走ったりします。もう少し歳を食うと分かりますが、それは実は精神的に幼稚だからこそそう言ったり考えたりするのであって、20代も半ばを過ぎると「ひらきなおって」素直になれるもんでしょう。
ゴーグルV放送当時に、僕のいう「大人」だった方はもう30代も半ばを過ぎた方々でしょう。もうそんぐらいになれば、「アンヌ隊員が好きだった」みたいにカミング・アウトできちゃう気もしますけどね。

僕は「女優というのは作品が全て」だと考えてますので、たとえば私生活やピンナップ/グラビアの類は興味ないのですけど、当時ガキだった世代は「雑誌『宇宙船』て何?」という人でもファンを名乗る資格はあると思います。
ホントにですね〜、俳優さんと作中人物が限りなくイコールに思えちゃうんですよ、子供の時なんて。だもんですから、1作品限りのお姉さんであっても、永遠にお姉さんであり続けられるんですよね。歳取りません(爆笑)。今、空手やってる、子供何人かいる、もしかしたら入れ歯になってる(失笑)大川めぐみさんが僕らの前に現れたって、ゴーグルピンクに見えるわけです。永遠に美しいの!w

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