道化を演じる元特撮俳優たち
爆報フライデーの話を書くのはこれで三度目である。
といっても星光子やだるま二郎とは違って、特に問題のある番組構成だったというわけではない。2012年3月23日に『超電子バイオマン』(1984年)のピンクファイブ・桂木ひかるを演じた牧野美千子氏が築地で佃煮屋をやっているのを、ちょっとだけ紹介しただけである。しかし、「変身ポーズをとってください」と言われたのでとってやった場面で、なんでそこでゲラゲラ爆笑する音声をかぶせるのか。
基本的にこういう低俗バラエティ番組は、人を小馬鹿にして笑いを取るものだから、いちいち腹なんか立ててもいられない。腹が立つのは、こんな番組に出たがる方だ。やっぱり牧野さんも芸能界に未練があるのだろうか。やれるだけのことはやった上で引退したわけではないからなぁ。親の反対がなければ今頃は……などと後悔の念に苛まされながら毎日生きているとしたら辛い話だ。だからテレビに出られるのなら何でもいいと思って飛びついたのだろうか。
だったらもっと実のある話をしてくれればいいのに。
イエローフォーの話とか。
さすがにそれはマズイだろうけど、でも矢島由紀氏の降板の経緯の一部についてバラしたのは牧野さんだ(2010年のトークショーでの話)。それまでは当時のキャスト・スタッフが、降板について触れること自体がタブーだった。牧野さん、後で東映から厳重注意くらったのだろうか。
とにかく、元特撮俳優で当時の話を色々しゃべりたがっている人は多い。ファンも知りたがっている人は多い。にもかかわらず、そういう人たちのブログやツイッターでは、当り障りのない話しか出てこない。上のほうで監視している人がいるのだろうか。実際、当時のことを書いたツイートを後で削除した人を私は知っている。問題になりそうなツイートでは全然なかった。名前は書かないでおくが。
そして一方でこんな低俗番組なんかに出演して道化を演じている人がいる。このミスマッチ、なんとかならないのだろうか。
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