自己犠牲と『鳥人戦隊ジェットマン』の革新性
スーパー戦隊シリーズの主題歌で、「自己犠牲」がどう歌われているか調べたことがある。(すべてエンディングテーマ)。
とっくに捨てた この命 命 (「秘密戦隊ゴレンジャー」1975)
命も捨てた 身も捨てた (「いつか、花は咲くだろう」1977)
戦うことのさだめを胸に 安らぎもきのうに捨ててきた (「勇者が行く」1979)
命それより大切な ものが俺にはあるからさ (「バイオミック・ソルジャー」1984)
5人の戦士に 明日はいらない (「NEVER STOP チェンジマン」1985)
もしもこの命差し出して 君の夢守れるなら 何も惜しくはないのさ(「愛のソルジャー」1987)
もしも命とひきかえに 君の未来が叶うなら 何も何も惜しくはない (「ファイブマン 愛のテーマ」1990)
最後の二つが酷似しているのは、作詞者が同じだからだが、それはともかく、1990年までの14作品中7作に自己犠牲が歌われていて、それ以降はゼロという、実にはっきりとした傾向が出た。
1991年の『鳥人戦隊ジェットマン』は戦隊シリーズの転換点となった作品であると言われている。私もそれには同意する。だがそれも「戦うトレンディドラマ」などという分けの分からないレッテルを貼られて片付けられてしまい、この作品の本当の意義に注目する人がいないというのも残念なことである。ちゃんとした『ジェットマン』論を書けば、すごく面白くなりそうなのであるが。
誰か書かないかなあ。
-
- 自己犠牲と『鳥人戦隊ジェットマン』の革新性 (02/14)
-
- 戦隊ヒロインとホットパンツ(前編)
⇒ percetakan jakarta (04/20) - 戦隊ヒロインとホットパンツ(前編)
⇒ percetakan jakarta timur (04/20) - スーツアクターという難題
⇒ Gujarat Tour Packages (12/19) - スーツアクターという難題
⇒ Car Rental in Ahmedabad (11/22) - スーツアクターという難題
⇒ Car Rental in Dehradun (10/11) - スーツアクターという難題
⇒ imran malik (09/14) - スーツアクターという難題
⇒ Travel Agents in Delhi (08/18) - マニュアルで創作は可能か
⇒ (06/22) - 高寺成紀の復活はもうないのか
⇒ cetak buku (02/09) - 高寺成紀の復活はもうないのか
⇒ cetak buku (02/09)
- 戦隊ヒロインとホットパンツ(前編)
-
- March 2016 (12)
- February 2016 (12)
- January 2016 (13)
- December 2015 (13)
- November 2015 (11)
- October 2015 (14)
- September 2015 (13)
- August 2015 (12)
- July 2015 (13)
- June 2015 (14)
- May 2015 (13)
- April 2015 (13)
- March 2015 (13)
- February 2015 (12)
- January 2015 (13)
- December 2014 (14)
- November 2014 (12)
- October 2014 (14)
- September 2014 (14)
- April 2011 (3)
- March 2011 (3)
- February 2011 (9)
- July 2010 (1)
- June 2010 (2)
- May 2010 (2)
- April 2010 (7)
- March 2010 (8)
- February 2010 (11)
- January 2010 (11)
- October 2009 (1)
- June 2008 (3)
- May 2008 (2)
- April 2008 (4)
- March 2008 (4)
-
- パーマンをやることは義務なのか(その5=完結)
⇒ Steroidify.com (04/24) - 藤子・F・不二雄作品の主人公の顔
⇒ Mossberg Shotguns (04/23) - 藤子・F・不二雄作品の主人公の顔
⇒ heckler and koch (04/23) - なぜ『チンプイ』は完結しなかったのか(その1)
⇒ evolution forester 6 (04/23) - 水木しげる「怠け者になれ」の真意
⇒ grape cloud lost mary (04/23) - 反面教師としての『ドラえもん』(その2)
⇒ pacman disposable (04/23) - 桐野夏生の連合赤軍小説が始まった
⇒ jungle boy vapes (04/12) - パーマンをやることは義務なのか(その2)
⇒ blinkers carts (04/07) - パーマンをやることは義務なのか(その2)
⇒ faded fruit (03/31) - トキワ荘の真の敗残者は誰か
⇒ gold coast clear carts (03/31)
- パーマンをやることは義務なのか(その5=完結)
-