大川めぐみさんに会ってきた
小学生の部で審判員
試合が終わってから、子供たちやその親と楽しそうにしゃべっている大川さんを見ていると、桃園ミキの三十年後というのもこうなのだろうなあ、という感慨にひたってきた。悪の組織の残党が息を吹き返して再び戦士は戦場へ、というのはもうお腹いっぱいである。ヒーロー物の後日譚というのは、どうしてああもワンパターンなのであろうか。まあ仕方ないっちゃあ仕方ないんだけど。
というか、昨今のウクライナとか中東とか世界各地の情勢を見ていると、「冷戦の再開」がささやかれている現在、デスダークの残党なんかもう出番はないのである。1982年というのは冷戦の真っ最中。人類を何度も全滅させるに足る量の核兵器を東西両陣営が抱えて対峙するなどという、今思い返しただけでも頭が変になりそうな時代だった。しかしその分、その二つの超大国の指導者が合意さえすれば、世界に平和が来るという幻想が成立する余地もあった。そしてその両大国の対立の背後にある暗黒科学、などという存在も、それほど突拍子もない発想というわけでもなかったのである。
今は、世界各地で起きている紛争も、争っている勢力が二つだけなどということは絶対にないし、その上に利害とか民族感情とかメンツとかが余りにも複雑に絡み合いすぎて、どこから手を付けたらいいのか、まるで分からないのが常態である。これではデスダークも手の貸しようがなくて困っているに違いない。
最近の東映は、昔の作品のリメイクにやたら熱心だが、1980年代のヒーロー物は絶対にうまくいくわけがないのである。作品に対する愛がないとか予算がないとか時間がないとか才能のある人材がないとか、そういう問題ではない。
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